STORY カスターニャの森 小さな国の美しい森の物語 どこの誰だかわからない風貌の男がいました。その髭面の男は深く帽子をかぶり、毎日、村のタンブレ川で釣りを楽しんでいました。 愛想は良くて、村の子供達には釣りを教えてあげる人気者でしたが、夜になるとどこかへ消えてしまいます。 ある日の朝、やはりあの男が川に現れ、いつもの場所で釣りをしていました。二羽の鳥が川に流されているのを発見しました。 「わぁ!大変だ 大丈夫か!」大声で叫び男は川へ飛び込みました。 二羽の鳥を帽子の上に乗せ川岸へ必死で泳ぎました。 無事に助かった鳥達は羽根を乾かした後、 「ありがとうおじさん、また会いましょう。」鳥達は空へ元気に飛んでいきました。 川の石で足を切ってしまい、傷に貼る薬草を探しに近くの小高い丘にある森の中へ入って行きました。傷に効く薬草が中々見つからず歩き疲れ、大きな木の下でウトウト眠ってしまいました。 男は目をあけると数日眠っていたのか、自分がどこにいたのか分からなくなりました。目をこすって周りを見渡すと、それはそれは緑の美しい森の中でした。 驚いた事に回りにはキレイな花飾りや栗の実、カラフルな色の鳥達が、男を囲んでパーティーを開いていました。 「おはよう、おじさん。この前、僕達を助けてくれたお礼に一緒に遊びましょう。」この前、川で助けた鳥が目の前に飛んできて話しました。 話している間に男の足の傷は、キレイに治っていました。男はとても喜び森の中で鳥達と数日遊びました。器用な男は、鳥達の為に鳥小屋やブランコ・ハンモック、それと動物達が遊べる広場をお礼に作ってあげました。 村では、いつも川にいた男がいなくなったので、大騒ぎになり子供達がそこらじゅうを探し回りました。夕方頃まで捜し歩いて、クタクタになった子供たちは、川岸の石の上で寝転んで休んでいました。一人の子供が、「あそこの森の中に灯がついてるよ!見に行ってみようよ!」と言いました。 音を立てないように、そぉ〜っと葉っぱの間から、灯の方を覗くと、あの男が森の鳥や動物達と楽しそうに遊んでいるのを発見しました。 物達と楽しそうに遊んでいるのを発見しました。 子供達は我慢しきれず「ねぇ!おじさん、僕たちとは遊んでくれないの!」と思わず葉っぱの間から声をかけてしまいました。 男は驚きましたが、嬉しそうに言いました。 「おぉ、みんなも一緒に遊ぼうよ。木の実で特製のジャムを作ったから。焼きたてのパンにつけていっしょに食べるかい?」 子供達は大喜びで男が作った切り株の椅子の上に座り、パンにたっぷり木の実のジャムを付けて、みんなで美味しそうに食べました。 数日後、毎日、子供達が森に遊びに行くので、子供達の親は心配になりました。 親たちも、森へ見廻りに行くことにしました。 そうすると、あまりにも美しい森の中で、子供達は、あの髭の男に工作を教えてもらったり、薪割りをして、薄暗くなるとキャンプファイヤーを囲んで歌っていました。 そのうち村中の噂になり、森には子供たちだけでなく、親や家族や村の人々が沢山集まるようになりました。畑で採れた野菜や果物、川で獲れた魚、近くの牧場のお肉等を各々が持ち寄りバーベキューをしたり、石窯でピザを焼いたり、スープを作ったりして、夜まで賑やかに遊びました。 男の周りには自然と仲間が増え、森の鳥達と一緒に暮らしました。 突然、男は言いました。 「この森に名前をつけよう!ここは鳥の森、訪れた者は皆、緑の仲間。ここはカスターニャの森だ。自然の中で沢山の事が学べ、森の仲間や村の仲間達と最高の贅沢を楽しめる場所にしよう。」 村の人々は、男のおかげで子供から大人まで手が器用になり、カスターニャの森を掃除したり、木の枝の剪定や森の仲間達の為に遊具を作りました。 みんなで森や鳥を守り続け、噂を聞きつけ訪れた人達も遠くから訪れました。その人たちも、快く迎え入れ村の人達もみんな幸せに暮らしました。 おしまい。 カスターニャの森のキャラクター 小さなキャラクターに会える Meet Castagna characters カスターニャの森にはかわいい動物のキャラクターたちが暮らす、のどかで美しい場所です。 それぞれのサイトの入り口で出迎えてくれます。 森に泊まる キャンプエリア 手ぶらキャンプ アクティビティー 設備のご案内 レンタル品のご案内 食材販売のご案内 Q&A 近隣施設 ご利用規約 カスターニャの森について 森のテーマ STORY オリジナルギア 四季の森 お知らせ 会社概要 アクセス お問い合わせ ご予約は、お電話またはLINEでのみ受け付けております。 0748-80-1914 予約する 新型コロナウイルス感染症対策について